日常生活こそ大切!と思ったきっかけは赤毛のアン
わたしは生きる上でいちばん影響を受けたのは児童文学です。赤毛のアン、まごころ、あしながおじさんなど。
みんな小学生で出会い、主人公の女の子のアン、アンナ、ジュディ、の暮らしが好きでした。
カナダのプリンスエドワード島、イタリアのサルデーニャ島、アメリカのニューヨークと違いますが、時代はいっしょです。
赤毛のアンのモンゴメリさんが1874年、まごころのデレッダさんが1871年、あしながおじさんのジーンさんが1876年生まれ。
いまから約150年程昔の世界ですが、作品からあふれる、欧米の抒情や暮し方にあこがれたのです。
わたしも日本の田舎に住んでいましたが、家事は仕事の一部に見え、物語のお家では遊びか趣味のように楽しそうに感じました。
今は21世紀ですが自分の生まれ育った20世紀ではなく、19世紀に魅かれたのです。
父も母も都会から片田舎に移住して農業をはじめたので、『こんなところに一軒家』的なところに魅かれる遺伝子を持っていたのかも?
その物語を通じて、今の時代でもできること…普通の日々を楽しんでていねいに暮らしたい!と思うようになりました。
生きることは衣食住が基本だから
さて、現実世界は生きることは生活すること、つまり衣食住が基本になりますよね?
政治も経済も根っこは生活を守ることですから。
その原点が仕事を選ぶ時、大人たちが言ってた、『食べていける仕事』という言葉だったのかな、と思います。
わたしは絵とモノ作りが好きだったことからファッションデザインを学び企業デザイナーとして30数年働きました。
退職後は、地方都市に引っ越したので、ネットで買ったり、遠い街に出かけたり、手作りしたりです。
スカートや簡単なブラウス、ワンピース、Tシャツなどは似合う形が見つかれば同じ形でいろいろ作ります。
プレゼントすることもあります。
作家の林真理子さんは、”作りながら繕いながらくつろいでいる”という名キャッチコピーを残しています。
手作りって気持ちが安らぐんですよね?
地方に引っ越してネット通販の利用が多くなったわけ!
都会に住んでいた時は、梅田、心斎橋・難波、神戸、京都、どこでもすぐに行けました。
ですが地方に引っ越したら欲しい服やモノが売っていませんでした。
仕方なくネットでお買い物が多くなったのです。
試着なしで買うのはとても勇気が要りましたが、こだわりがあるからこそネットで買うしかなかったのです。
失敗もして、人に上げたりもしましたがだんだんネットで買うのが上手になりました。
素材に関しては知りつくしているから想像しやすいし、自分のこともわかっているし、そのブランドをリアル店で買っていたからわかりやすいとかもあります。
『ネット通販利用の自分ルール』ができ失敗しなくなった
- ほぼ間違いないと確信できる服だけを買う
- ネットでしか買えないけれど欲しい服は返品交換できるか?念のために見ておく
- 試着しないとわかりにくいテーストの服は街まで出かける
最後に一度決めたらすぐに買わずに、次の日にもう一度見てから買うことです。
こんな感じで今は失敗することもなくなりました。
雑貨関係はほぼネットでも失敗はしません。
とてもたくさん見てきたので見る目ができたことと、自分の好みがはっきりしているからです。
今ではネット通販だからこそ、幅広い中から選べてよいお買い物ができるようになりました。
こんなものないかな?と思ったらたいていネット通販で探せるんですね?
なので、このblogでは、ファッションデザイナー視点で役立つ情報をお届けしてしたいと思います。
あなたにひとつでもお役に立てることがあったらうれしいです。