角野栄子さんのコーデはワンピースが基本。生地を買いオーダーするのだそうです。
角野栄子さんのワンピーススタイルは、丈は長めで控えめなAラインでいつも同じ型です。
ワンピースの型は同じですが、色や柄を変えて作り、羽織るものやカラフルなアクセサリーで変化をつけるのです。
これならだれでもマネできますよね?
ただ、そのワンピースにこだわりがあってそのコツはどなたにも参考になりますよ!
角野栄子ファッションはやわらかなパステルでふんわりと個性的
角野栄子さんのファッションは優しく幸せな色でとてもファンタジーな世界。
角野栄子さんは、お仕事が童話作家、絵本作家、ノンフィクション作家、エッセイストです。
なので、仕事着として考えても角野栄子さんのファッションはマッチしています。
2020年11月時点で85歳の角野栄子さんは、魔女の宅急便が有名ですね?
角野栄子さんのおしゃれは、白やパステルの淡い色から濃いパステルのピンク系や柔らかい赤が多いです。
角野栄子さんはアクセサリーもカラフルで可愛いいです。
85歳で日本人なのにこんな色が着られるんだ!と驚きます。
色白で白髪なのも条件にぴったりです。顔立ちは日本人でも雰囲気は欧米の方に似ています。
門野さんを見ていると、高齢である年代を生きるのもいいなあと思えます。
若い時代はとても幸せな年代ですが80代もいいなあ、と思うのです。
門野栄子さんから学ぶおしゃれとは?
おばあちゃんになったら可愛い服が似合う、とはあなたも聞いたことがあると思います。
フラットなかわいい衿のブラウスやワンピースも似合ったりしますね?
シスターのような小公女のような白い衿の紺や黒のワンピースも似合ったり。
黒柳徹子さんもレースのクラシックな白い衿のワンピースを80代でお似合いでした。
少女っぽさとはかけ離れた樹木希林さんも70代後半で
グレーのメンズライクなスーツに、生成りのクラシックなレースのショールをふわっと添えるだけでエレガントな女らしさになっていました。
ですがその人の持ち味は無視はできないのでその活かし方はひとりづつ違います。しかし共通することはあります。
門野さんは本人の感性もしっかりありますが、お嬢さんのアドバイスを受けてふたりでコーデされていました。
若い感性が加わるとまた違う新鮮なコーデになるとおっしゃっていました。
ではあなたはどうでしょう?
そんな環境でない場合はショップの親しい若い人のアドバイスを受けるとか、スタイリストに相談する方法もありますね。
門野栄子ワンピースの型は高齢者に共通する部分も多い!
ぱっと見て門野栄子に魅力を感じられたらこんな本を読んでも見るのもいいですね。
角野さんと同じテーストでなくてもヒントを得てあなたスタイルのヒントになったりしますよ。
アイテムもデザイン(形)も色も絞り、スカーフやアクセサリーで変化をつけるとか、
形は絞り色柄を変化させるとか、あなたスタイルを決めると着こなしやすいですね?
その絞り方にオリジナルな自分らしさが出せると素敵です。
角野栄子さんのファッションは、いつも同じ型のワンピース
- 形は同じで色や生地を変える
- 角野栄子さんのコーデは 同じ型のワンピースに羽織るもので変化をつける
- スカーフやアクセサリーで変化
- 布は軽いものにこだわり裏地は重くなるのでつけない
- 首はかくれるように衿ぐりは小さく
- 後ろ開きワンピースはファスナーでなくボタンを2個
- アームホールは大き目でゆったり
- ポケットは必ずつける(OPの脇ポケ)
- 靴はダンスコの愛用。赤い靴など
- ソックスもカラフル
というようなことでした。
若い雰囲気の服がほしいけれど、パターンが合わないので生地を見つけオーダーするとのこと。
ワンピースの型は同じなのでいつものパターンを使い、仮縫いもしないそう。
そうなのです。
服の一番大事なのはその年齢の体形に合うパターンでサイズ感であることなんです。
なので街のオーダー屋さんでよいパターンを作ってもらっておくと繰り返し使えていいですね。
パターンは手間がかかるので同じのを使えばかなり安くしてもらえると思います。
高齢者の服は型紙が大事!機能性とサイズ感を注意!
年齢で気を付けるべき服のこだわる箇所は首と腕のつけ根
衿ぐりや首ぐりは小さく開ける、というのは60代にもなれば共通する気を付けるべきことです。
首にはシワが増えたりたるんだりは仕方のないことなので隠した方がきれいに見えるんですね。
しかし個人差はあって、どこに年齢が出やすいか?は人それぞれな場合もあります。
例えば、料理研究家の栗原はるみさんはとても首からデコルテ部分が美しいです。72歳とは思えません。
まるで体操のプロかと思えるほどたるみがなく、カットソーの広い首ぐりを着られていることが多いです。
これはストレッチとかだけでなく生まれ持った体質かもしれません。
高齢になるとウエストはくびれていないし、ヒップも締まっていないので体にフィットした服も避けた方がいいいですね。
60代以上だと体重は同じでも、バスト、ウエスト、ヒップともメリハリは少なく筋肉は締まっていないのが普通なんですね。
すると似合うシルエットも限られます。
だから同じワンピースの型で色柄だけ変えて顔が明るく優しい感じに見える工夫をするんですね。
ワンピースは活動的にないと思われる方は、セーターやカットソーにややワイドパンツ風にしたりとか。
しかし軽い服であることは体力も落ちるので基本です。
自分の必要な服の定番を把握しておく
人によって行動範囲も違うのでどんな場所に立つことが多いか?で必要な服は違います。
いつも家の中で家事中心、お稽古に通う、講師として教室に立つ、お散歩を毎日する、カフェで友人とランチする、など
生活スタイルに合わせ必要な服を書きだし整理しておくといいですね。
角野さんは長め丈のワンピースを基本にされていましたが、都会で絵本作家ですから。
ですが一般的には家事も多くパンツスタイルの方が動きやすい方の方が多いでしょう。
足首まであるワンピースのロング丈も機敏さがなくなる年齢ではあぶないですしね。
わたしは清楚系ちょっとかわいいタイプが好きですが、きりっと少しカジュアルでシンプルにします。
フェミニン過ぎる可愛らしさでは少女服になるので60過ぎには違和感あるでしょ?骨格診断ではウエーブ系にナチュラル系が入ったミックスです。
ワインやエンジではなく、小豆色やお汁粉色みたいな感じも好きになりました。
わたしは小柄なのでボトムはスカートがほとんどでしたが地方に引っ越してからはパンツが多くなりました。
基本は、上着丈は短めでボトムはややソフトなワイドパンツかコクーンのスカートです。
自分のテーストは同じなので雰囲気は維持し動きやすい形に変えただけです。
ひらひらのプリーツスカートやロングタイトをやめ、ソフトなワイドパンツや動きやすいコクーンのスカートに変えたのです。
この替え方は雰囲気はそのままで機能的になりましたよ。
いつもスカートの人がいきなりカジュアルなパンツは似合いませんからね。
基本を決めておくと服の枚数も少なくていいしコーデもかんたんで管理も楽です。
60代からは自分らしいアイテムだけにして質のいいものをていねいに選び、管理枚数は少なく暮らしたいですね?