手ぬぐいは超安価な100均から200円代~300円程度もあれば2000円以上するものもあります。
手ぬぐいで質のいいものは、日本製で1枚が700円~1300円程度が基本ですね。
だいたい手ぬぐいの質と価格は合っているので目安になりますよ。
生地は文(総理)と岡、染は捺染か注染です。注染は染料、捺染は顔料が基本ですが染料の捺染もあります。
例外としては絞り染めなどもあります。
捺染は裏と表は色が違いますが、注染は同じです。
注染は染料を布に染み込ませますが、捺染は顔料をハンコでプリントする感じですね。
専門的に考えると少し難しく感じる方は色柄と価格で選んで使って見てください。
手ぬぐいを安価で試して見たい場合は
↓↓↓
大正5年創業 あいらしか
手ぬぐい素材の違いは岡と文(総理)だけど、ブランドごと微妙に違う
暮らし全般を扱うオンラインショップで手ぬぐいを扱うところは多いです。
そうそう、中川政七商店、わざわざ、など。
手ぬぐいは安いものは海外製、国産はやわらかい
ロフトや東急ハンズなどの大きな雑貨店はいろいろなブランドの手ぬぐいを扱っています。
手ぬぐい専門店では手に取って手触りを確かめられるのはいいですね?
安いタイプでは、楽天やドン・キホーテにもあります。
質のよい手ぬぐいは700円台から1000円台が多く2000円まででたいてい買えます。
わたしが買うのは700円から1600円くらいの間が多いです。
染料にも生地にも幅がありますからお値段も幅があるし、同じ染め方でもブランドの違いもあります。
『手ぬぐい生地x晒し方X染め方x色や柄=いくとうりもの違いになる』 わけです。
生地は大雑把に4種類あり、晒し方は2種類あり、染め方は2種類あり、色柄は薄い色から濃い色、柄部分の大きさにより柔らかさにも違いが起こります。
生地は文(総理)<特文<岡<特岡 の順に高いです。
が、文でも木綿の布そのもにこだわりがあるとやわらかいのもあります。
また、各ブランドにより生地の種類や質も染め方もたいてい決まっていますね。
なので自分の好みにあてはまるものを使ってみて知って使い分けることです。
私の場合でいうと、柔らかい生地で注染で色落ちしないのが欲しいのです。
注染はやわらかいけれど色落ちはしやすい、捺染は色落ちしないけれど少し硬くなるんですね。
ですが淡い色、濃い色、プリントする手捺染(顔料)、染料で手捺染、染める注染(染料)などにより違いがあります。
購入する時は素材のところをようく見て決め、使って見てリピートがおすすめ。
絵柄を飾って楽しむ場合は見た目だけでいいですね?
手ぬぐいの使い方の例
ふきんは半分にカットすると45cmでちょうどいいです。
ふきんとして使う場合、色柄は白地が多い方が向くと思います。
微差ですが、白無地>注染>捺染の順に吸水性がいいし清潔感もあります。
また、蒸し布としては白無地がおすすめです。
ハンカチは幅に合わせて正方形で使いたいので35㎝幅なら37cmから38cmでカットすると2枚取れて15㎝程あまるのはコースターが作れます。
横を長めに裂くのは両端の糸を抜いて使うためです。
地の目が少し歪んでいたりするのですが横糸を抜くと正しくなるのでここで微調整するためです。
ランチョンマットにする場合は半分にカットして両端の横糸を抜いて端始末するとちょういい大きさになります。
首巻はそのままでちょうどいいので両端の横糸を5mm幅ほど抜くだけです。
なお、首巻は素材の性質上、カジュアルな普段着スタイルになります。またはスポーツやウォーキング向きですね。
赤や青の好きな色で刺し子ふきんを作る場合は白無地を使うといいです。
色柄のセンスが良くて質のいい手ぬぐいのおすすめ
色落ちで妥協してあひろ屋にすると、特岡で注染
やや価格は高めですが、生地はすべて特岡で染めは注染のみにこだわっているので安心して選べます。
色柄はシンプルで洗練されています。
生地も染めもよいのでやわらかくていいのですが色落ちはします。
だからわたしは、白地の多い柄を選んだり、または落ちていく色を楽しめそうな色選びをします。
- 素材が柔らかいから色落ちをがまんする
- 薄めの色で白地の多いものにすると色落ちも気にならない
- 色落ちも楽しめる色を選ぶ
価格は高めなのでこだわり派の方にいいです。
染め方で妥協してsou・souにすると、文の伊勢木綿で手捺染
江戸時代から続いている伝統の布である伊勢木綿で手ぬぐいを作っているのが、そう・そう。
和柄を北欧風にしたようなモチーフやオリジナルが柄は個性的です。
伊勢木綿は文で染めは手捺染です。
伊勢木綿は撚りの弱い糸を使っているので手ぬぐいで文ですがやわらかいです。
素材の特徴がカバーして捺染のわりにやわらかいですし、色落ちはあまりしないです。
- 伊勢木綿が柔らかく手捺染の硬さがひびきにくい
- 色落ちはしにくいので好きな柄にできる
- 好きな色柄で白地の多いものにするとさらにやわらかい
表と裏は色が違いますので気にならない使い方をすればいいですね。
公式サイトは⇒そう・そう
かまわぬの手ぬぐい。特文x注染はやわらかさが心地いい
かまわぬの手ぬぐいの生地は「上総理」を使用していて、つまり生地は文の高い方で1cm広幅で糸は太めです。
かまわぬのてぬぐいは、注染で作られています。
吸水性がよく、ながく使ううちに更に柔らかくなるのが特徴です。
色落ちを気にしない、価格安めで太めの糸のやわらかい感じが好きな方に向いています。
額装向けの柄には「特岡」を使っています。
※柄によってはかまわぬの太い糸の上総理(特文)もいいです。
- 伝統的な素敵な柄がある
- 太い糸で粗い織ならではの通気性や柔らかさがいい
- 手ぬぐいの素朴な魅力はかまわぬが原点かも?
注染は表裏の色が同じできれいです。
かまわぬは、3枚以上で送料無料になります。
\かまわぬの他の柄も見たい方は/
浜松注染の手ぬぐい。生地は総理(文)注染で柄が豊富
- 古典柄、モダン柄、ポップ柄など豊富
- 総理で注染
- 商品も安心で価格も手ごろ
\公式サイトで見てみる/
注染は表裏の色が同じできれいですし質、センス、価格のバランスもいいです。
手ぬぐいは使ってみて洗ってみてわかることが多い!
手ぬぐいの価格は素材と染め方で分かれるけれど基準は統一性があるので価格は目安になります。
手ぬぐいはいろいろ使ってお気に入りを見つけるのがいい
手ぬぐいはやわらかく上質で色落ちしないのがいいのですがそういうのはないのです。
特岡x注染では柔らかいですが色落ちします。
なので使ってみて妥協点をみつけます。
しかし、手ぬぐいはもっと微妙にブランドによって違います。
手ぬぐいの素材は大きくは4とうりでも素材は4つに分かれているだけでなくさらに微妙な違いもあるんですね。
そこに染めの面積や染め方も加わるので、岡はやわらかく文はすこしざらっとしている、など一言では言えないのです。
現に伊勢木綿は撚りの弱い糸を使っているので文で手捺染ですが柔らかいです。
手ぬぐいは岡は詰まっていて文は荒い織なのだけど…
ただ、生地は文は太く粗目で岡は細く詰まっているの事実ですが、やわらかさはケースバイケースです。
生地は、文は太く粗目の織で岡は細く目が詰まっているのははっきりしていますが、どれが質がいいかは大差ありません。
生地幅が、文(総理)>特文(上総理)>岡>特岡、の順に1cm広くなっていきます。
それに染め方も加わるし柄部分の大きさもあるし、洗って糊が落ちてどう変化するかは使ってみないとわかりません。
まだ使っていない段階でも特岡で注染まで同じでもブランドにより違いがあります。
なので、使い続けてもどれが好きかは経験しないとわかりません。
ということで一度に大量に買わないで使って確かめつつお気に入りを見つけてくださいね。