
奈良の蚊帳生地で作られた服は、軽くて風通しがよく、蒸し暑い夏にも涼しく着られます。
私も幡イノウエの蚊帳の服を10年以上愛用していますが、この涼しさは夏になると手放せません。
蚊帳ガーゼは薄くて透けやすい素材ですが、幡イノウエは生地の重ね方や縫製を工夫し、おしゃれで着心地のよい部屋着に仕上げています。
この記事では、実際の着心地や透け感、洗濯後の変化とともに、おすすめの蚊帳の服をご紹介します。
奈良の蚊帳生地の服はなぜ涼しい?
蚊帳生地とは?ガーゼとの違いと特徴
蚊帳生地とは、もともと蚊を防ぐために寝床の周囲につるしていた「蚊帳」に使われる織物です。
奈良は古くから蚊帳づくりが盛んな地域で、現在は蚊帳生地を使ったふきんや衣類も作られています。
蚊帳生地は目を粗く織っているため、風通しがよいのが特徴です。
一般的なガーゼと同じように、やわらかく吸水性に優れていますが、蚊帳生地は特に通気性のよさが魅力。
綿100%の蚊帳服は、洗うほどにやわらかくなり、肌になじんできます。
蚊帳の服を10年以上着て感じた涼しさと着心地
私が幡イノウエの蚊帳服に出会ったのは、大阪・梅田の阪神百貨店でした。
最初に購入したのは、フレンチスリーブの布Tシャツのような黒いブラウス。
薄くて軽いのでもろそうに思いましたが、7年以上着てもほつれや破れがなく、丈夫さにも驚きました。
その後破れも出てきましたが、ていねいに扱わないと綿ブロードやローンよりはもろいです。
何より気に入ったのは、蒸し暑い夏でも風が抜けるような涼しさです。
汗ばむ季節にも肌にまとわりつきにくく、着心地がとても楽。
その後も色違いを買い足し、10年以上、夏の部屋着として愛用しています。
幡イノウエの蚊帳の服がおすすめの理由
胸元は三重、ほかは二重で透けにくい
蚊帳生地は薄く、透けやすいのが弱点です。
幡イノウエの私が愛用しているブラウスは、胸元を三重、そのほかを二重に重ねて、透けにくく工夫されています。
涼しさを生かしながら、肌や下着が透けにくいように考えられた作りです。
こうした細かな配慮が、毎日着る部屋着にはうれしいですね。
※生地の重ね方は商品によって異なるため、購入時にはそれぞれの仕様を確認してください。
縫い代は袋縫い!ほつれにくく仕上がりもきれい
幡イノウエの服で感心するのは、縫製の丁寧さです。
私の愛用している服は、縫い代をロックミシンで始末するのではなく、布端を内側に包み込む袋縫いで仕上げられています。
薄い蚊帳生地でもほつれにくく、裏側まできれいです。
長く着ても縫い目が傷みにくく、洗濯後のお手入れも楽です。
部屋着としておしゃれなデザイン
蚊帳の服は、素材の風合いから部屋着に見えやすく外出着にはなりにくいもの。
その中でも幡イノウエは、形や色がきれいで、洗練されたデザインで近くのカフェでお茶くらいはできますよ。
私は、暗い色よりもきれいめな色がおすすめです。
薄いガーゼ特有の下着っぽさがやわらぎ、部屋着でもおしゃれに見えます。
ブラウスやワンピース、パンツなど種類も豊富なので、好みのデザインを選べます。
幡イノウエのおすすめ蚊帳服
蚊帳生地の服でいちばん涼しいTシャツ風ブラウス
私が最初に購入し、長く愛用しているのがTシャツ風の蚊帳ブラウスです。
地方に引っ越してからも、ピンクや水色など色違いをオンラインショップで購入しています。
綿100%の蚊帳生地は風通しがよく、着るほどにやわらかくなります。
暑い夏に気軽に着られる、おすすめの日常着です。
蚊帳のワンピースは蒸し暑い夏に涼しい
タンクトップを長くしたようなデザインの蚊帳ワンピースは、家で過ごす暑い日にとても涼しい一着です。
風が通りやすく、体を締めつけないので、蒸し暑い日本の夏にぴったり。
紹介するワンピースはフリーサイズで、身幅約53cm、着丈約113cm。
身長150cm以下の方にはロング丈になりますが、そのまま長めに着るのもよいと思います。
さらに、通気性だけでなく、吸水性や速乾性にも優れているため、汗をかいてもベタつきにくく、おうち服や普段着として快適に過ごせます。
蒸し暑い日本の夏には、こういう「風が抜ける服」が本当に楽。
蚊帳生地のペチパンツ
肌に直接触れるインナーにも、蚊帳生地の軽さとやわらかさが生かされています。
タンクトップやペチパンツは、暑い季節の重ね着にも便利です。
生成りや茶綿など、自然な色合いも魅力です。
幡イノウエには、ほかにもさまざまなデザインの蚊帳の服があります。
お気に入りの一着を公式ショップで探してみてください。
蚊帳の服のデメリットと洗濯後の変化
蚊帳生地は透けやすい?傷みやすさは?
蚊帳生地は薄くて目が粗いため、透けやすく、引っかけなどにも注意が必要です。
ただし、幡イノウエの服は生地を重ねたり、縫製を工夫したりして、弱点を補っています。
私が愛用しているブラウスも、長年着ていますが、ほつれや破れはほとんどありません。
透け感は色やデザインによっても違うので、気になる場合は濃い色や生地を重ねたタイプがおすすめです。
基本は部屋着。外出着としてはどう?
蚊帳の服は、何より涼しくて心地よい部屋着としておすすめです。
新品のうちはきちんと感もあり、近所へのちょっとした外出やお茶にも着て行けます。
ただし、洗濯を重ねるとやわらかくなり、部屋着らしい風合いが強くなります。
外出着として長く着ることを期待するより、着心地いい部屋着として楽しむ方が、この素材のよさを感じられると思います。
洗濯を重ねると生地はどう変わる?
蚊帳生地は、洗濯を重ねるほどやわらかくなり、体になじんできます。
新品のときの張りは少しずつなくなりますが、その変化も蚊帳生地の魅力です。
私は手洗いして軽く脱水する方法をおすすめします。
薄い生地を傷めないように扱えば、長く気持ちよく着られます。
部屋着としては少し高価に感じるかもしれませんが、夏の涼しさと着心地を考えると、私には十分価値のある服です。
蚊帳の服は夏だけ?冬はかっぽう着もおすすめ
蚊帳生地は夏だけの素材ではありません。
生地を重ねて空気を含ませることで、冬にも軽くて暖かい部屋着になります。
幡イノウエのぬくもりかっぽう着は、そんな蚊帳生地の特徴を生かした一着です。
重たい冬の部屋着が苦手な方にも、軽くて肩がこりにくい着心地が魅力。
冬は濃い色がおすすめです。素材の下着っぽさがなく、家事をするときにもおしゃれに着られます。
夏は涼しいブラウスやワンピース、冬は暖かいかっぽう着。
蚊帳生地の軽さと着心地のよさは、一年を通して楽しめます。
着古したら使い勝手のいいおしゃれな雑巾になって最後まで役立ちますよ。
でも、使いたくないくらいおしゃれな雑巾ができるんです。
蚊帳ふきんはこちらでご紹介。

