蚊帳生地ふきんは奈良産がおしゃれで質もよく機能性も優れています。
100均にも蚊帳ふきんに似たものはありますが使い捨て感覚の台ふきやキッチン周りの掃除に使える程度です。
需要の減った蚊帳に替わる商品として生き残りをかけて開発されたものは違います。
伝統のある蚊帳生地の素材は上質で、大きさや厚み、混率もとてもよく研究されています。
デザインや機能性も合わせて考えれば蚊帳ふきんは奈良産がおすすめです。
蚊帳ふきん。奈良産と100均の違いは大きい!
ふきんの最高品質は奈良の蚊帳ふきんです。
蚊帳ふきんとは伝統ある奈良の蚊帳生地で作られたふきんです。
蚊帳や丈夫で涼しいことが基本ですから、糸は強く拠られ粗く織られているんですね。
ふきんは吸湿性がよくすぐ乾くと雑菌が繁殖しないので、蚊帳生地の特質が最適だったのです。
混率も大きさも厚みもいろいろあって好みや目的により使い分けることができます。
100均の蚊帳ふきん風はレーヨン100%で縁はロック始末です。
奈良の蚊帳ふきんは、木綿が基本で麻やレーヨンも用途に応じて混紡し、周囲は折り返し見た目も美しく丈夫に作られています。
使っていて布が擦り切れていく以外はほつれたり破れたりしません。
蚊帳素材は奈良で盛んだった蚊帳作りが生活様式の変化で需要が減ったことで、伝統のある蚊帳生地を活かす方法として生まれたのです。
蚊帳生地は、吸湿性&速乾性にすぐれ雑菌を増やさないので台所で使うふきんに最適だった!のです。
なので、出来上がった蚊帳ふきんはとても完成度の高いものに仕上がっていると感じますね。
見た目分厚い紙みたいな北欧のスポンジワイプも、マイクロファイバー ふきんも試しましたがやはり蚊帳ふきんが最高!だと思います。
蚊帳生地ふきんの使い方
蚊帳ふきんがかたいのは糊付けされているからで糊落としをしてから使います。
▼蚊帳生地の素材
麻、綿、レーヨンで混紡率は各社違いがあります。
麻100%
綿100%
綿50%xレーヨン50%
綿麻レーヨンの3者混
綿レーヨン混でレーヨン主体など。
▼蚊帳生地ふきんの大きさと厚み
大きさは大が58cm四方で2重仕立て
小はその約半分の30cm四方で8重仕立てが多い
その他、中小タイプは多少違いもあり、3重仕立て、5重仕立てもあります。
▼蚊帳生地ふきんの色は白無地、色無地、柄ものがあります。
色柄の違いは見て選べますが、素材の質や混率でどう違うかは使って見ないとわかりません。
使い勝手は結構違うのと好みもわかれると思います。
素材の混率も違うのでいろいろなブランドの蚊帳ふきんを使ってみるとその違いが歴然です。
蚊帳ふきんの洗い方
蚊帳生地ふきんの洗い方は食器を洗う桶で単独で石鹸で洗うのがおすすめです。
- 洗剤は、台所用中性洗剤、弱アルカリ性洗剤、石鹸が向く
- 蛍光剤入りの洗濯洗剤は向きません。
- 漂白は、白は塩素系、酸素系漂白剤どちらも使用可能
- 柄モノの基本は、酸素系漂白剤が基本ですが例外もある
- 漂白は洗剤で汚れを落としてからの方が効果が高い
- 日光に干すのがいちばんという説もある
- 漂白、煮沸、日光に干す、どれも殺菌効果が高い
- 蚊帳ふきんは乾燥機が使えません
蚊帳ふきんは乾燥機が使えない理由は、少し見た目が劣化し、モコモコやシワシワになります。
これがタオルふきんや手ぬぐい地のふきんと違うところです。
- A.漂白x日光に干す
- B.煮沸x日光に干す
- C.日光に干す
石鹸で洗ったあと、A.B.Cのどれかでよいと思います。漂白して煮沸もする必要はないです。
煮沸することは汚れが落ちたり漂白効果があります。
蚊帳ふきんは洗濯機で合成洗剤では洗ってはいけない!
ふきんは食べ物関係を扱うから全く別に扱うのが普通だと思っていたら、洗濯機で他のものと一洗う人もいて驚きます。
洗濯槽はいつもフタを開けていてもカビやすい環境です。
洗濯槽のクリーニングを定期的にしていても、下水菅と洗濯機の排水パイプがつながっているので雑菌が上がってくるのでカビやすいのです。
蛍光剤は塗料の一種で、繊維に付着し見た目を白く見せ、黄ばみや黒ずみを目立たなくさせるだけ。
衣類のお洗濯には、蛍光剤入りの洗剤を使う人多いですよね?
ココがふきんも一緒はダメ!な理由です。別に洗ってもこの洗剤は不向きです。
蛍光剤は漂白はしていないのですよ。
ここ気づいていない方が多いです。
合成洗剤はふきんの洗濯には最悪ですよ。
※100円ショップのレーヨンふきんは最も安い台拭きで汚れも落ちやすいですが手触りはガサガサして、見た目や丈夫さはよくないです。
しかしとても安いのでそれなりの価値は十分あります、使い捨てに近いぞうきんとして冷蔵庫や食器棚の上を拭いたり。
※いろいろ少しづつ購入して使ってみるとあなたの好みが見つかりますよ (*^o^*)
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