こだわりが控えめで印象に残った中川政七商店の服
わたしが最初に中川政七商店の服や雑貨に出会ったのは大阪難波パークスの直営店でした。
その後地方に引っ越したのでネットで買っています。
服は試着するとずっと好きでよく着ますがネットでのお買い物は失敗も結構しました。
Tシャツは首グリや袖付けのサイジングが好みでなかったり、もんぺは綿麻でしたが想像と素材感が違ったり、価格設定も少し高いと感じます。
なのですごく好き!と思っても試着する方がいいし、モノによっては直に見た方がいいな、と思います。
オンラインサイトで確実!と思えるものはそこでも買うし使い分けると良い買い物になります。
中川政七商店の服はネットで見て店舗で試着がおすすめ!
それでも中川政七商店には他にはない素敵なものもあるので、ネットでじっくり見て少し遠いですが実店舗に出かけてまとめて買いたいです。
全国的に実店舗も少なくないですからちょっと遠出のお買い物を楽しめます。
見て買ったものはずっと気に入っていますから。
ナチュラル系はサイジングに関して数値を見てだいたい判断できます。着る人の対象も広めにはまりますから。
ですが、定番服は細かなディテールがサイズ的に合うか?感覚が似合うか?は試着しないとわかりません。対称もピンポイントではまる方が似合いますからね?
ここがゆったりめナチュラル系と違うところです。
麻のサルエルパンツ
16,200円(税込)
サルエルパンツは機能的で見た目もすっきり仕上がっているデザインはめったにありません。
ヒップ幅の分量が多すぎると足の間でもたつき少ないと足さばきが悪いのです。
また、素材感、股上と股下の長さ、足口の広さの全てのバランスがとれないとおしゃれなサルエルパンツになりません。
その中でこれは素材も分量もいい感じなので試着して買いたいと思っているパンツです。
肌さわりが最高!スムースのカットソー
5,292円(税込)
カットソーは糸も編み地も多種ありますが、きちんとした感じになりにくく数回のお洗濯ですぐ着古し感が出てしまうのですね?
それでもこんなにもよく利用されるのは、日本の季節があまりにも暑く湿度も高いからだと思います。
カットソー素材を着ない日本の日常の暮らしは考えられないくらい必需品ですよね?
その中で綿100パーセントなのに、撚りの強い糸で綿とは思えないテロっとしたシャリ感があってお洗濯しても長くいい感じで着られる素材もあります。
撚りの強い糸を使っているので毛羽が立ちにくいからなんですね。
強燃糸のスムースはおしゃれなデザインは貴重
スムースも綿100%で糸の番手の撚りや太さがちょうどいいと、肌さわりもよくきちんとした感じになります。
消費者が正しく理解できるカットソーは、天竺、カノコ、リブという感じだと思います。
スムースは織り機の糸の絡まり方で表面が平たんで肌さわりがいいのです。天竺もカノコもリブも凹凸が肌にがさつきを感じさせる編み地なんですね。
ですが、スムースのおしゃれなカットソーデザインは少ないのです。
最も多いのが天竺で、表から見ればメリヤス目、裏はガーター編みに似て肌あたりは少しがさつくのです。
だから中川政七商店のスムースのカットソーは貴重です。
素材感も首ぐりや腕のあたりのサイジングの感じもちゃんと見てから買いたいと気になっています。
手織り麻を使ったシャツ
18,360円(税込)
レディースのシャツで素材、形ともいい感じの仕上がりもなかなかありません。
その中でこれも手にとって見て試着したいものです。
定番こそ試着して、色、サイズの仕上がり、細かいディテールが自分に似合うか?が大事なのです。
似合わないわけでもなく、似合うほどでもない、という定番は魅力がありません。
麻の商いは300年の歴史のある中川政七商店がこだわる麻のシャツ。
シンプルですが丸衿とフリルが女性らしくやわらかな印象で、ブラウスは似合うのにシャツは苦手なタイプの方にも合うと思ます。
晒・生成・紺の3色展開。
中川政七商店の蚊帳服はこちらで紹介
写真の出典は公式サイト
https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/default.aspx