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服を通販で失敗しないために

服の通販でサイズの測り方は?服を平置きで計る。

洋服の通販では、カタログでもオンラインショップでも仕上がり寸法が書かれていますね?

これは服を平置きして測った寸法です。

服の仕上がりサイズと対応する体のサイズの違いを知って!

お金の使い方は昔よりも今の方が慎重だと思うしムダ使いも少ないと思うのですが通販で服を買う人は増える一方です。

洋服に付いているラベルの表示は対応する体のヌード寸法

しかし、服についているラベルに書かれているのは、対象になる人のヌード寸法です。

ヌード寸法とは体の寸法。
仕上がり寸法とは洋服の出来上がった寸法です。

ブラウス、ジャケット、コートなどアイテムによってゆるみが加えられて仕上がっています。

そうじゃないと着られないですよね?

水着やリブのセーターはヌード寸法よりも小さい仕上がりもあります。

伸びた状態で美しく見えるデザインだからですね。

 

ヌード寸法

 

ラベルやサイズネームに表記される、上記の図は、バストは79cmから87cmの人、身長は154cmから162cmの人が合いますよ、ということです。

ウエスト 64cm~70cmというのは、ヌード寸法がウエスト64cmから70cmの人に合いますよ、ということ。

つまりここに書かれているのは、体の寸法であって服の寸法ではありませんよ。

通販サイトは、服の仕上がり寸法を表示する理由

 

首周りと袖付け周りは試着しないとサイズ感がわからない

※下記は写真のシャツを平置きして測った寸法

サイズ:[0]肩幅37.0、身幅47.5、裾幅49.5、着丈63.5、袖丈56.0(cm)
サイズ:[1]肩幅39.0、身幅50.5、裾幅52.5、着丈65.0、袖丈57.0(cm)
サイズ:[2]肩幅41.0、身幅54.0、裾幅56.0、着丈66.5、袖丈58.0(cm)

注:一般的には、0→XS 、→S 、→M 、3→L ですが上記のサイズは、 S,M,Lの感じですね?この決め方は厳密な規則はないのでブランドが決めます。こういう場合は仕上がり寸法の数字で判断した方がいいですね。私の場合は普段は7号から9号を着ますが、このシャツなら、0を買います。

洋服にラベルとして付けたりはしませんがサイト上では商品ごとに平置きした寸法が書かれていますね?

写真の下の数値がシャツの仕上がりサイズです。

通販サイトでは試着ができませんし、サイズが合わなくても返品できない商品もあります。

なので付記として目安になるように書かれています。

どこをどう測った寸法なのかは公式サイトにあります。

たとえば、こんな図です。

洋服をこのようにペたっと平置きして測るのですね。

しかしこの数字だけで判断できるには知識と慣れが必要です。

仕上がりサイズは流行にも影響されるのでいつも数字だけでは目安にならない時もあります。

この数字が手持ちの合う古いシャツと違っていてももっとぴったりすることも。

流行には魔力があるので時代によって仕上がりサイズはかなり変化します。

なのでモデルさんやスタッフさんが試着してサイズ感を書いたり、着た人のヌードサイズ表記があったりします。

そこを参考にして自分のヌード寸法と比較し、私にも合いそう、などと判断します。

購入して自分にぴったりあっていい感じだったら、また同じような感じのシャツを買う時はこの寸法が参考になりますね。

 

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通販で分からない部分はメールでお問い合わせもできる

ジャケットやコートを通販で買うのは勇気が要りますね?価格も着心地も。

高価なものは自己都合でも返品可能か?を確認しておくと安心です。

または実店舗で試着したいですね。

試着しないと数字だけで判断できない部分もある

そのブランドをよく利用する場合は大体判断できるのですが着ないとわからない部分もあります。

上のシャツで言えば、首周りと袖付けまわりですね。

首や腕の付け根あたりが大きめの人は合わないかも知れません。

でもデザインがとても好きな場合はメールで質問されたらいいと思います。

首周りと、腕の付けの(アームホール)の寸法はどのくらいか?聞くのです。

または、自分の寸法を連絡して相談してもいいと思います。

 

※服の仕上がり寸法がブランドによって違う理由

服のサイズがMでもブランドにより出来上がりの大きさは違うし商品によっても違うのはなぜ?と疑問を持たれる方は多いようです。

簡単にいいますと、Mと表示していれば、Mの人が着られる仕上がりであればいいのですね。

レディースで言えば、MとはJIS規格に基づいて身長が154cmから162cmの人を対象にしています。

Mと表示しておいて、170cm以上ないとサイズ的に着られない服を作ってはいけないのですが、基本はJIS規格を考慮しつつ、各ブランドがいくらかの加減は自由なのです。

 

仕上がりサイズはターゲットによって違う

作る側は、ほっそり体型のY体型を基準にしてもいいし、もう少しふっくらしているA体型にしてもいいわけです。

そのブランドのコンセプトや対象にするターゲットによってデザイナーが決めているのです。

顧客が独身キャリアウーマンの場合と、同じ年齢層でも子育て主婦が多い場合では違いがあります。

また、同じブランドでもデザインによって細めに仕上げたい服やゆったりめに作りたい場合もあり、同じM表示でも服によって違ってくるのです。

これは買う人側から考えても結果的にメリットの方が多いのです。

人はひとりひとり違うのでブランドごとに少しづつ違う方が誰もがどこかに合うものを探せますよね?

全ブランドのMは同じ寸法だとしたら合うものが探せない人が多くなるでしょう?

また、仕上がりサイズはデザインでもあるのでその服をより美しく魅せるために考えられた寸法です。
 

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