シルクはタンパク質で出来ているので人の皮膚に一番近いので皮膚に優しいと言われます。
シルクは肌触りは優しく、吸湿性、放湿性、保温性がよく年中快適に着られるので重宝されます。
軽くてインナーウエアからアウターまで、それぞれに適した生地にできるところが不思議な素材です。
シルクはタンパク質で人の肌に一番近い素材だから体にいい!
シルクインナーは冷え性対策に効果絶大!
シルクインナーと言えば昔は健康面での需要が多かったのか、ダサかったのですが今ではかなりおしゃれになったと思います。
シルクは汗をかいても吸湿性も放湿性もあるので快適です。
綿は吸湿性はいいのですが放湿性はあまりよくありません。湿気は吸収したあとで放湿してくれないと着ている人は快適じゃないです。
汗は少なければ体の体温で乾きますが、冬に木綿の靴下をはいて足裏に汗をいっぱいかくと冷えて冷たくなりますよね?
汗を吸湿したまま放湿しないからなんですね?その点、シルクの靴下は吸湿して放湿します。
シルクは蚕のまゆから作る
シルクは蚕が自分のために作った繭から人はもらって絹をつくっているのです。
そのまま自然にしておくとふ化して蛾になるのですが、その前に人が繭を乾燥させてシルクの糸をつくり布にするわけです。
なのでシルクは動物性繊維なんですね。動物といっても虫ですね。
動物からいただく毛を利用する布は多いですが、虫からのものは絹だけです。
シルク成分には乾燥を防ぐ効果がある
繭は、2種類のタンパク質「セリシン」と「フィブロイン」からできています。
この2つのタンパク質に含まれる成分が乾燥を防ぐのですね。
人の皮膚と同じようなタンパク質なので第2の皮膚を着ていることになるのです。
肌と擦れると黒ズミにもつながるのでストッキングもシルクがいいです。
シルク肌着は年中快適
シルクは綿の約1.3倍の吸湿性と約1.5倍の放湿性があり、不快な湿度をコントロールし、汗を吸収し放出してくれる理想の素材です。
天然繊維のなかでも最も細く最も長い繊維で、繊維と繊維の間に細かな空気の層が沢山あり、自然な温かさをキープし、冷えを防いでくれます。
わたしがシルクを着て感じるのは、とろっとした肌触りがとても心地よいのです。軽く温かで圧迫感がなくとても解放感があるんですね。
さらっとした温かさで、ウールの温かかさとは別。だからインナーに向くと思いますし、夏も冬も快適なのだと思います。
もわっと暖かだったら冬しか向かないし、ここが羊の毛からできるウールとは違うのです。
シルクは乾燥肌や敏感肌にもやさしい
シルクは人の皮膚に近いアミノ酸なので乾燥も防いでくれることが美肌効果もあるのです。
またシルク自身が紫外線を吸収しやすいので、身につけている人が紫外線から守られるといわれます。なので干す時は陰干し。
乾燥肌や敏感肌だと肌着に刺激があると合わないとことがありますが。シルクはたいてい大丈夫です。
高齢になると肌は乾燥しやすいので、シルクはおすすめです。
若くてもお風呂上がりにボディクリームやオイルが必要な人にもシルクがおすすめです。
手は洗剤など使うのでハンドクリームは必要ですが、体は健康であればクリームは要らないはずです。体洗いタオルもシルクがおすすめです。
シルクの冬の利用がおすすめ!軽くて肩が凝らず暖かい!
冷え性対策に利用されることが多いシルクですが、足元の冷えに悩む方にはシルクの5本指靴下やタイツがいいです。
素肌にはシルクを、重ね着にはシルクの上に綿やウールを重ねるのが良いと思います。
なお、お腹や腰まわりの冷えにはシルク腹巻はズレやすく使いやすくないです。
はじめに付けた時は広がっていても、シルクはうすいので体の動きでずれたり巻き上がって重なったりしやすいのです。
冷え対策には、シルクの毛糸のパンツはレギンスの方が暖かく使いやすいですね。
シルクのタンクトップやショーツがおすすめです。
この二つが重なることで腹巻きをしている状況になるし、ズレて固まることがなく温かいです。
シルクインナーの価格は?海外製、日本製、綿混によって違う
シルクインナーと言えば高級でおしゃれな肌着というイメージがありますね?
国産のシルク製品は高く中国製品は約半額くらいです。
中国製だから安いだけではなくシルク素材そのものにも質には差がありますので価格は参考になります。
また、シルク70%くらいで木綿との混紡だと半額以下でもあるのでおすすめです。
買う時は、1点づつ買い着ごこちや好みを知ってからリピートした方がいいです。
尚、シルク製品は石鹸で洗うと少しかたくなりますので中性洗剤で洗いましょう。
シルクインナーの価値は?肌触りのよさと快適感!
シルクのインナーウエアの価値はなんといっても快適感だと思います。
見た目の美しさはポリエステルにもありますが、着た感触と快適感はシルクは特別です。
着ていないような締めつけ感のなさ、肌にまとわりつくような肌触りのよさがあります。
敏感肌で普通の肌着が合わない場合にもシルクインナーウエアはいいですが、シルクがダメな人もいます。
寒がりさんなのに重ね着は肩コリしたり体を動かしにくいと感じる人にも、シルクのタンクトップを着てお好きな袖の長さの肌着を重ねるのもおすすめです。
わたしはインナーはタンク1枚か半そでにブラウスかセーターにアウター、それ以上は重ねたくないです。
この重ね方で温かいように肌着やセーターの素材やアウターの素材で合わせ方を考えます。
お部屋には暖房もあるし、外出にはマフラーや羽毛のコートもあるのでたいてい間に合います。