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おしゃれの基本

服のベースカラーの決め方は?ベーシックカラー&シックな色から選んで!

男性が多い職場ではこんな優しい色が場をなごませます

服のベースカラーの決め方は、ベーシックカラーか、シックな色の中から自分らしい色を選ぶことです。

ベーシックカラーとは黒、白、ネイビー、グレー、ベージュ、ブラウンの6色の事。

服では、ベースカラーは基調色・主要色のことで、中心となる色調のことをいいます。

ベースカラーとベーシックカラーは意味が違いますので混同しないでくださいね。

服のベースカラーが決まっているとコーディネートが簡単で少ない枚数の服でおしゃれに着こなせます。

その日の気分で買うと合わせる服がなくてすぐ着られなかったりしますよね?

逆にベースカラーが決まっていると掛け算みたいに着方が増えるので出かけるたびに困りません。

おしゃれで節約もできて服の管理も楽でいいことづくめですよ!

ここでは自分のベースカラーの決め方をデザイナーの立場からお伝えします。

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あなたは服のベースカラーは決まっていますか?

ベースカラーとは、服装を考えるうえで基本色のことです。

ベースカラーを決めておくと少ない枚数でもコーディネートしやすくなります。

例えば、ジャケットを黒とワインと白を持っているよりも、黒だけで形が違う方がパンツやスカートも少なくて済みますよね?

バッグやインに合わせるシャツやブラウスも少なくてコーディネートしやすいです。

ベースカラーは、コート、スーツ、ジャケットなどのトップに着るアウターをを基準に考えるとわかりやすいと思います。

顔映りもあなたの雰囲気も関連しますから。

ベースカラーが決まってから、ボトムのスカートやパンツは合わせて決めるのがかんたん。

ベースカラーは好きで年中着やすい色で個性が強すぎない色がいいです。

黒、グレー、ネイビー、ベージュ、モスグリーンなどは使いやすい色です。

尚、60代以上は黒はベースカラーから外した方がいいです。

高齢者の黒ってキツく見えやすいのです。

今までは黒の方も、ネイビー、グレー、小豆色などにシフトがおすすめです。

わたしもデザイナーとして働いていた時は黒でしたが、退職してからはネイビー系やチャコールグレーに変えました。

藍色はネイビー系の中でも万人に似合いやすい色なんですね。

 

ファッションのベースカラーは無彩色やシックな色が向く

ベースカラーを考える時は、まず、ジャケットの色だったら?とイメージして決めるのがわかりやすいです。

決め手はあなたの顔映りと雰囲気が合っているか?です。

ベーカラーは無彩色、紺系、グリーン系、モカ系、ベージュ系などが着こなしやすいです。

無彩色とはモノトーン系のことで白、黒、グレーのこと。

服のベースカラー、つまり基本色はシックな飽きない色で他の色ともコーデしやすい色が向きます。

ベーシックな色でなくても飽きないシックな色やコーディネートしやすい色なら適しています。

また、無彩色のグレーだけでなく、控えめに他の色を含んだグレーもOKです。

ネイビーや藍はモノトーンでは有りませんが、たいていの人に似合いやすいし無彩色的な感じがあります。

冠婚葬祭からビジネスや日常生活のあらゆる場面でも合う素敵な色です。

 

紺もやさしいブラウスと合わせると素敵

 

藍染めの藍の濃淡は独特の美しさがありますし、洗濯回数が増えても微妙な色の変化も楽しめます。

ダークなモスグリーン系やシックなボトルグリーン系もベースカラーに向きます。

モカ系やベージュ系もいいですね?

少ない枚数の服でトータルコーディネートして着こなすためには、ベースカラーは無彩色やそれに近い系がコーデしやすいのです。

アレンジは合わせるインやボトム、スカーフなどでオリジナルな個性も表現できますよ♪

※余談ですが有名なスパルタのマナー講師の平林都さんはいつも白のスーツです。

白が似合うからというよりもマナー講師としてのポリシーで白にされているようです。

ワードローブは95%くらいが白で、部屋着は黒でした。

スティーブ・ジョブズ氏は黒のタートルかシャツでした。

○○さんと言えば△△の色の方、と記憶されるのも面白いですよね?

徹子さんのゴテゴテのファッションとか。

 

どんな色も濃くしていくと黒になる!

実は黒は一色ではないのです。

緑から黒へ、青から黒へ、紫から黒へ、茶から黒へとなっていき、微妙に違う黒に仕上がるのです。

そのため黒でもニュアンスが違います。どの色も最高に濃くすると黒になるのですね。

コムデギャルソンの川久保令さんは、見分けがつく黒は17色あるといわれていました。

わたしは茶系の黒が苦手で、緑系か青系の黒が着やすいです。

またクールな布の黒よりはニットやカットソー、毛羽のある紡毛のウールの黒だと優しい感じで着やすいのです。

別珍やベルベットの黒も光沢があるのでかわいらしさや華やかさ、やわらかさがあります。

色は色だけでなく素材感も含めて表情が違いますから、自分だったらどういう黒が似合うというの見つけておくといいですね。

骨格診断でウェーブ系の方はわたしと同じように感じると思います。

要するに、クールでキツイ黒は似合わないけれどやわらかい感じの黒なら似合うわけです。

日本人は髪と眼が黒系なので、あなたに合う黒系、あなたに合う素材の黒を選べばどなたも似合いやすいのです。

 

ファッションのベースカラーをモノトーンやシックな色にする理由

ベースカラーはモノトーン系だとどんな色とも配色しやすいので、それぞれ好きな色のインに合わせやすいのです。

シャツやブラウス、Tシャツだけでなくスカーフなども。

もうひとつは飽きないし気にならないのです。

また、モノトーン系でなくてもシックな色ならベースカラーに向いています。

例えば赤や濃いピンクは、たまにならいいのですが毎日だったら目障りだし着ている人も飽きますよね?

個性が強烈なだけにその赤い色が場違いな印象になる場合もあるでしょう?

人にもあの人はいつもあのスーツを着ていると覚えられてしまいますがモノトーンだと記憶に残りません。

シックな色をベースカラーにするということは、服はわき役であなた自身を輝かせる立場だからです。

 

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ファッションのベースカラーの決め方は、顔映りと雰囲気から

ベースカラーを決めたら毎日同じようになりつまらないファッションになるのでは?とか、飽きるかも?などという心配は不要です。

逆に一層自分らしさが際立ち、オリジナリティがはっきりしますよ!

顔が明るく映え、あなたの雰囲気と合う!色をベースカラーに!

そしてその色はベーシックカラーやシックな色から選ぶこと!

例えば、黄色があなたの顔を華やかにし、あなたの元気な明るさと合ったとしてもベースカラーには向きません。

はっきりした黄色はどんな場所でも合うわけではないですし、着る人も見る人も飽きますよね?

コーディネートも難しいですよね?

はっきりした黄色は人よりも服が目立つのです。

黄色が流行色の時、芸能人が濃い黄色をテレビで着られているのをちょくちょく見かけましたが美しいと思ったことがありません。

白や黒ははっきりしていてもベーシックカラーなのでベースカラーには向いています。

でも、赤や黄色、派手なピンクや紫などは向いていないです。

服のベースカラーにすべき色は、ベーシックカラーやシックな色から選ぶべきです。

だからこそ年中着られるし四季に応じてぴったりなコーディネートができるのです。

 

服のベースカラーは全身トータルで考える

バッグや靴も含めてトータルコーデする癖をつけておくと自分スタイルを確立しやすいですよ。

単品を買い足しても合わせるものがなくて着る機会がなかったということになりません。

服飾雑貨を合わせる時もベースカラーが決まっている方が合わせやすいですよね?

流行は追わないといっても無視ではおしゃれにも見えないし、時代が発する空気は伝わるので影響は受けるのです。

それなら、その時に着る服はたくさんあるよりも着倒して処分していった方がいつの時代もおしゃれに過ごせますよね?

時代の風も受け入れ楽しみ自分らしさも表現していく方が年を重ねるほどに自分らしさはっきりしてきます。

自分を構築していく感じですね?

 

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ベースカラーは見た目だけでなく性格を関係する、つまり意識や考え方も

何色が似合うかってほんとにおもしろい!

ベースカラーがグリーン系がいちばん似合う人

わたしの知人の話ですが、色白で目尻も口角も上がっていてはっきりした顔立ちなのできつく見える人がいました。

性格もきつくないのに見た目はきつく見えると本人も自覚していました。

そして、黒もネイビーも似合わないのです。

それが普通なら寂しく見えるシックなモスグリーン系は、キツさはなく自然なその人らしい優しい感じがあふれていました。

シックなグリーンはやわらかく黒やグレーよりも女らしさもありますしね?

こんな風にその人なら素敵に見える色、その人にしか出せないニュアンスがあって人の個性って面白いと思います。

そういう発見を身近な人に見つけるたびに人間ってすばらしい!と思うし着ることは楽しいと思います。

 

服のべースカラーは一生同じ色ではないけれど大きくは変わらない

ベースカラーは一生同じではありません、が、そんなには変わらないでしょう。

環境が変わったり年齢を重ねたりすることで似合う色も変化します。

同じ色で行ける場合もあります。

エッセイストとしても有名な、光野桃さんは黒が多かったのですが50歳過ぎてアクセントカラーに赤を加えることが多くなったそう。

テレビで泉ピン子さんがグレーのスーツでインにやわらかい色のブラウスでお似合いでした。

八千草薫さんもやさしいグレー系のカーディガンにパンツは少し濃いモカグレー。

インにやわらかいピンクのブラウスにパールのネックレスで素敵でした。

高齢になると黒で決めている人は少なく、やわらかいグレー系に白やピンクを合わせている女優さんをみて思いました。

年齢とともに優しい色にして行くのは女優さんも同じなんですね。

わたしは仕事をしていた時はデザイナーだったので、黒子的な気持ちになりますから基本色は黒でデザインは少しモード系でした。

しかし、仕事を辞めてさびれた地方に引っ越したらモード系の黒など環境にも似合いません。

そこでネイビーや藍色が多くなりました。

さし色としてやわらかめのオレンジ系赤も着るようになりました。

素っぴんが多いのでグレーやモスグリーンもさびしいのです。

服のベースカラー、つまり自分に似合う基本色は短期間には変わりませんが長いスパンでは変わりうるものです。

あなたもベースカラーと真剣に向き合ってみませんか?

きっと新しい発見があると思いますよ♪
 

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