基本となるような服をベーシックといいます。
シンプルで合わせやすい「ベーシックアイテム」を組み合わせたのがベーシックコーデです
ベーシックな服=シンプルな服とは違います。
シンプルでもベーシックじゃない、変わった服もありまよすね?
ベーシックとはいつの時代にもある、定番服です。
ベーシックとカジュアルも意味は違います。
ベーシックは基本、カジュアルは形式ばらずにくつろいだスタイルの服です。
テースト順、砕けた順に並べると、フォーマル~フェミニン~カジュアル~スポーツとなります。
ドレスとカジュアルと表現する人もいます。
タキシード:ビジネススーツ:ジャケット+色違いスラックス、と比較すると右程カジュアルになります。
こんなふうにファッションでのカジュアルの使い方は違いますが基本となる意味は形式ばらない度です。
ベーシックとはいつの時代も必要な定番服
” Basic ”とは基本の意味なのでベーシックな服とは、そのアイテムとして昔からずっとある定番タイプのデザインという感じでしょうか?
テーラードジャケット、シャネルスーツ、ポロシャツ、定番のTシャツ、台衿付のシャツ、丸首のセーター、タートルネックのセーター、ステンカラーのブラウス。
普通のギャザースカート、プリーツスカート、タイトスカート、シンプルな襟なし袖無しでウエストマークのワンピース、ストレートジーンズいろいろありますね。
ベーシックな服はごまかしが効かない
ベーシックな服はデザイン力でカバーしたりできないので、サイズ感の美しさ、パターンの美しさ、素材、縫製技術の質がでやすいです。
つまり、ベーシックな服はサイズそのものとシルエットがデザインでもあるんです。
なので、ベーシックだからといって無印良品のシャツとシップスのシャツは同じではありません。
商品と価格は関連ありますからどのレベルが自分に妥当かは、どれだけ衣服にお金をかけられるかで選ぶことになります。
価格と自分の感性の妥協点になりますね。
ベーシックな服も時代の影響は受け続ける
ベーシックな服は、長く着られるので多少高くてもいいモノを買った方いいといわれますが、流行を反映したデザイン物に比べ長く着られるだけで何年もカッコよく着られるわけではありません。
ベーシックな服もデザインの変化はゆるめですが、サイズの仕上がりもディテールも時代によって変化します。
全体的にスリムな時代、ゆるく着る時代などの影響を受けるのです。
メンズの定番のビジネススーツでもそうですよね?
着る年代によっても若向きのスーツの方が大きく影響を受けるし、高齢者向けの方が受ける影響は少なめではありますが無関係ではありません。
定番服も時代の空気や流行の流れの影響は受けているのです。
モノトーン系や、ネイビー系、ダークブラウン系、ベージュ系など決まったシックな色が多いので違いが目立ちにくいだけです。
しかし色も微妙に色味は変化しています。
色は全1万色とかではなく、無限に増やせるものなんですよ。
ベーシックな服もブランドごとに特徴はある
ベーシックな服は、どのブランドにもあります。
海外の有名ブランドから、個性強いデザイナーズブランド、歴史のある大手企業の有名ブランド、無名のブランド、トレンドを色濃く反映するプチプラブランドなどいろいろあります。
なので、ベーシックな服だからといってどこのブランドでも同じではないのです。デザインの目立つ違いがないだけです。
しかし、パターンの違い、サイズ感の違いはありますし、色展開の違い、微妙な色味の違い、もあります。
パターンも細部の寸法もデザインの内ですからどこのベーシックな服を選ぶかは差は大きいです。
いつもベーシックな服でおしゃれでいるのは繊細な感性が必要です。
ただ、ダサ過ぎたり間違い過ぎたりしないレベルをめざすならハードルは低いです。
また、ベーシックなコーディネートは、ネックレスやブローチの控えめな華やぎや引き締め効果が必要です。
アクセサリーやスカーフなどのコーディネート次第で変化も出せますね?
白Tシャツも似合うものは一人ひとり違う
マツコの知らない世界で年中白Tシャツで過ごすという人の話。
70ブランド250種類揃えていて誰にでも似合うTシャツはありますとのこと。
透けるのが嫌な人、お腹が出ている人、太めの人、どの人にも似合うものを見つけてあげていました。
素材、サイズ感、袖付けの違い、何のデザインもないような白Tシャツも着た感じはかなり違うのです。
素材は高ければいいとは限らないですね。
わたしはシルケット加工をした光沢のある綿のTシャツは嫌いです。
ヘインズのくたっとやわらかいのが好きです。
特に、フレンチが好きでインとしてデザインも肌触りも好きで重宝しています。
半袖だと袖付けあたりが重なるのが嫌いで、フレンチだと抜け感があっていいですよ。
但し、着丈は長いので、イン専用です。
ベーシックな服にも似合うもの、似合わないものはある
ベーシックな服が好き、という人もどこの服でもいいのではなく、似合う、似合わないはあります。
その中でも、カジュアルもフェミニンもあります。
自分に似合うベーシックな服を見つける時も骨格と雰囲気は基本になります。
安過ぎず、高過ぎす、質もなかなかで一般向きという意味では、シップスは参考になります。
ユニクロは普段着に一般向きなべーシックカジュアルな服をつくっていて、場合によっては単品でコーデに組み入ればおしゃれにの見えます。
余談ですが、わたしは無印良品もユニクロも似合いません。
でも、ヘインズのTシャツは似合います。
ヘインズはニュアンスや繊細さを表現できるのですが、無印良品やユニクロは大雑把でカジュアル過ぎるのです。
自分に似合うベーシックな服を買うブランドを見つけておくのもおすすめです。
または、お気に入りのブランドがあればそこのベーシックを買うというのも似合いやすいですね。
そうすると、お値段は高めになる場合は多いですが。
自分のテイストをしっかり把握していると、ウインドウショッピングしていて、はじめてのブランドでも似合うものは見つけられますよ。
ホームスパンはカジュアルなこだわりのベーシックがある
ベーシックな服はどのブランドでも探せますが、ホームスパンは控えめなこだわりがつまっています。
自分たちが着たい服を作るというコンセプトで誕生した「ホームスパン」にはベーシックでカジュアルな商品があります。
シンプルで着心地の良い服がそろっていますよ。
素材感を活かしたアイテムが多く、年齢に関係なく着られるのも魅力です。
襟ぐりや全体的なフィット感など、着た時にきれいに見えるよう、シルエットにもこだわっています。
FINE⇒に行って右サイドバーから、homspun を選ぶとあります。
あなたのお好きなブランドでもベーシックな商品は探せますよ。
50代~60代のミセスブランドはベーシックを扱うことが多いです。
きれいめ系ベーシック、ナチュラル系ベーシック、などブランドにより少しづつテーストは違います。
幅広い年に人気の、ユナイテッド・アローズ、ナチュラルビューティーベーシック、などのブランドもベーシックです。